私の生まれた田舎は、後ろに四国山脈、前には香長平野が広がり緑の風が吹き抜ける田舎で育ちました。叔母たちは近隣の大きな農家に嫁ぎましたので、先週の従兄弟たちもほぼ同じ環境です。戦争が終わり農地改革があり暮らしぶりは変わりました。家督を継いだ従兄弟たちはサラリーマンをしながは土日はトラクターを動かす・・・。良くある形です。しかし1本のバイバスが走り、それにつながる道路が出来ると、十文字にまた1本とつながります。農地は住宅に変わり、お店ができ、市街化区域になってしまいました。 もう子供たちは都会で家庭を築き、帰ってこないらしい。ジジババは、庭先で食べる分だけの野菜をつくっているという。 空港までの車の中、兄がおしゃれなレストランをさして「あの土地も貸してるらしいよ」と。従兄弟たちは高齢者ながらも、時代の流れに適用してたくましく暮らしているようです。
法事のお土産にマスクメロンを頂きました。1本の苗に1個しかならせない「1果相伝」と名前を付けていました。明日あたりが食べごろです。